Marcin観てきた話

講師の中村です。
Marcinを観てきた話。

ポーランド🇵🇱の若手バカテク系ギタリスト、Marcin (マーシン)を観てきた。辞めたろか思うくらい上手かったです。

最近の若手ギタリスト

最近この記事のアクセス数が妙に伸びてるなぁと思ってたんだが (全記事の中で2番目に読まれてる)、ライブが近いから検索数が多かったんだろうな。自分も参加するのに全然気付かなかったというか、書いたことすら記憶曖昧。これを書いた時は日本語で読める公式な情報が少なくて、記事ではあんまり大したことは書いてないのに、読んでくださった皆様ありがとうございます。しかもこれ、名前のルビも間違ってて、当時は海外のサイトやYouTubeのインタビューで名乗った時の彼の発音を元に”マルシン”のルビをふった。けど今年初めにライブの告知を見て、「この子マーシンくんだったのか」と知った。ヨーロッパの名前は難しい。多分、”マイケルさん”がミカエル読みになるみたいな現象と同じで、どっちも正しいんだろうけど、今後はマーシンで統一しよう思います。すんません。

こーゆうガチゴリのスラム奏法のギター音楽を聴きに行くのは本当に久しぶりだったので、純粋に楽しめた。度肝を抜くようなテクニカル・プレイヤーが最近増えてきている中 (SNSの影響で発見されやすくなったせい?)で、特にMarcinは破竹の勢いでその名を世界中のギターファンに知らしめている名手の1人だ。

演奏中は真剣な顔つきだが、1曲終わるごとに深々とお辞儀をしたり、あどけなさが残る人懐っこい笑顔で観客に語りかけていた。海外のミュージシャンが覚えたての日本語を披露することはよくあるが、Marcinは結構ボキャブラリーが豊富で、長い文章は言えないものの「これは新しいギター!」「ちょっと難しい…。」などとニュアンスを含んだ言葉をキレイな発音で喋っていたし、ポーランドの言葉で「あなたは素晴らしい」と書かれたタオルを持ったファンを見つけるなり「あなたたちも素晴らしい!」と日本語で返すくらい気を利かせてて、もう、なんか、いい子やな…と。

↑お辞儀をするMarcin。

プログラムの半分はベーシストとドラマーを率いたバンドスタイルでの演奏で、3人での演奏も新鮮でカッコよかったがもちろん、独奏もド迫力で最高だった。ギター1本であんなにできるのか。僕も一応演奏家の端くれなんだが、ギターの可能性にワクワクした。選曲はオリジナルかクラシックのどちらかで、腹一杯楽しめました。 

よく生徒さんたちから「ギターを習い始めてからライブの見方が変わりました」と言われるが、そーゆうのはとてもいいことだと思う。僕もギターを始めて以来、やっぱりプレイヤーの手元を観たり、どんな機材を使っているのかとか、パフォーマンスの凄味を分析するように観て、もはや観覧というより観察に近かったが、別にその見方が正解ッてワケでもないし、ギターを弾く者は皆そうするべきッてワケでもない。そーゆう見方ばっかりしてしまうと、次第にダメ出しみたいなことを始めるのでよくない。だから最近は変に構えず、純粋に聴いたままの音を感じて刺激をもらう時間にしたり、会場が1つになる瞬間にエキサイトしたり、”この人を生で観れる喜び”を何も考えずに享受しよう (自分もそういう存在になろう)のマインドでライブに参加するように考えが変わった…というか戻った?

次は来月、Cory Wong (コリー・ウォン)のライブに行く。

Midville’s
中村