講師の中村です。
クラシックギターの弦を交換する時に、何を選べばいいかわからない!そんな人のために「とりあえずコレ買っとけ!」という雑なアドバイスを主とした記事ですが、ギター弦選びのポイントについても後半で触れていますのでぜひ読んでみてください。
ちなみにオススメ弦についてはこちら。
オススメのクラシックギター弦3選!
目次
とりあえずコレ買っとけ① AUGUSTINE RED
AUGUSTINE (オーガスチン)はアメリカのメーカーで、多分流通量で言うと一番多いのではと思います。値段も安いので買いやすいでしょう。音色もとってもキレイです。
ただし、チューニングが安定してくるまで結構時間かかるタイプで、弦を変えたばかりの頃は何度もチューニングをしないとダメだし、弾きながら音程がズレていくのが分かるくらい弦が伸びます。1週間くらい経てば落ち着くんですけどもね。あと低音弦 (4-6弦)が切れやすいかも。まぁでも消耗品なのでコスパのことを考えていくなら、とりあえずコレ買っとけ。
とりあえずコレ買っとけ② D’addario Pro-Arté EJ45
アコギもエレキもクラギも、D’addario (ダダリオ)は一番オーソドックスな弦ッていうイメージがあります。いいギターに張ればいい音がするし、安いギターに張ったら安いギターの音がするし…良くも悪くもクセがない。Pro-Arté (プロアルテ)シリーズはたくさんあるのでどれを買えばいいか迷いそうですが、EJ45、とりあえずコレ買っとけ。
コレしかなかったらしょうがない…YAMAHA NS110
YAMAHA (ヤマハ)のクラシックギター用の弦は日本製で安心感があります。あんまり切れるイメージもありませんし、AUGUSTINEより安くて音もいいです。置いてるお店も多いのできっと手に入りやすいかと思います。ただ唯一にして最大の欠点が、ちょっっと短い。足りないというほどではないんですが、3-4弦の糸巻きに結ぶ時に、長さがギリギリなので結ぶのが大変です。もし弦交換の依頼でYAMAHA NS110を持ってこられたらちょっとヒヤヒヤします。
選ぶ時のポイント① 弦のテンションで選ぶ
クラシックギター用の弦にはテンション (張力)のバリエーションがいくつかあります。
テンションが強いほど、大きな音が出たりバランスが良くなりそうな印象を持ちますが、クラシックギターの作りによってはテンションが弱い方がギターの音量が上がるケースがあるみたいです。弦振動が大きくなり、ギターのボディを揺らしてくれるようになるという理屈らしいです。ロー・テンションの場合、指にも優しいですし、必ずしも一定のテンションを保たないといけないということもありません。
選ぶ時のポイント② 弦の素材で選ぶ
チューニングの安定を優先したい人、演奏時の音のバランスを優先したい人、音色重視な人、それぞれの思う理想的な弦があると思うので、自分にとって合うものを買うといいです。
選ぶ時のポイント③ 組み合わせる
クラシックギターは高音弦 (1-3弦)は剥き出しのナイロンなのに対して、低音弦 (4-6弦)はナイロンの繊維の周囲を銀メッキした銅線で巻いているワウンド弦になっています。プロの中には違うメーカーの高音弦と低音弦を混ぜ合わせて独自にカスタマイズする人もいて (それが”〇〇カスタム”みたいな形で商品化されることもある)、色々試して自分だけのセットを見つける旅に出るのも面白いかもしれませんね。まぁただ、弦が余るんであまり経済的ではないかもしれないけど…。
AUGUSTINEとSAVAREZの弦をミックスしたKyuhee Park (パク・キュヒ)モデルとか、販売されてましたね (今もあるのかな?)。
Kyuhee Parkモデルは1弦がAUGUSTINE社のリーガル (チューニングの安定がいいナイロン弦)、2-3弦はSAVAREZ社のアリアンス・ハイテンション (チューニングの安定がよく、ウルフトーンへの耐性が高いフロロカーボン弦)、4-6弦はAUGUSTINE社のブルー (ハイテンションな弦)という仕様です。
弦ッて一度使ったらなかなか交換しないから同時に違いを感じることができません。だから自分の音をよく覚えておくといいです。
Midville’s
中村

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