考える音楽講師その他Midville’sの専門分野

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Midville’sの専門分野

講師の中村です。

ギタースクールを探す際に、指導者が持っているオリジナリティや専門的な技術を学びたいケースがあると思います。これまで初級者〜中級者向けの打ち出しが多かったので、一応ウチでできる上級者向けのレッスンについて少しお話ししておきます。

ここからお話しするどの内容も、原則としては受講生のやりたい曲をテーマに行うことがほとんどですが、最初のうちはこちらで用意した簡単で短い曲を使うこともございます。

フィンガースタイル (ソロギター / ソロウクレレ)

ギターもしくはウクレレ1本でメロディ、伴奏、ベースなど複数のパートを弾く形態をソロギター / ソロウクレレと言います。この言い方は和製英語なので、まとめて”フィンガースタイル”と言います。

「こんなの自分には無理だ」と思い込む方は非常に多いみたいです。確かに基礎がない場合、覚えることが多くて大変かもしれませんが、「やってみたい」という方に対してはほとんどの場合肯定的にレッスンを進めていきますので、誰でも申し出てもらえれば、簡単なことからやっていきます。

フィンガースタイル未経験の方にはまずはメロディだけを弾けるようにしてもらい、それにベース音を追加し (主にオープン・コードを基調にしたフォームや解放弦を多用)、ソロで弾いてる感を楽しんでもらいます。

ある程度できるようになりましたら、音数を増やしたりアーティキュレーションを意識した奏法、爪の削り方や弦の響かせ方、お持ちのギターの種類に合ったアレンジも行ないます。曲を自分なりに解釈しオリジナルとは違った弾き方を模索することも大事ですし、最も効率のよい運指を考えたり、あらゆるジャンルの要素を取り入れたアレンジの仕方も丁寧に指導します。

また自分のアレンジをデータに残しておきたい方には記譜法についても指導が可能です。

作曲 / DTM

作曲についても初級から応用まで対応しています。内容としては受講生が作った曲を言語化し、楽曲の分析方法を指導します。また和声法や対位法、コード理論や旋律作法を紹介し、オリジナル曲の制作に役立つヒントとなるように助言します。

初めての方には短くて簡単な課題をいくつかこなしていただき、楽式や記譜からガイドしますし、鼻歌で録音したものを持ってきていただければ、譜面に起こして、それがどのようなキーでどのような流れを持っているかを言語化するところから始めます。スコアエディタ (楽譜作成ソフト)などが使える方はデータファイルを駆使しながら添削していきます。

楽式論 / 記譜法

楽譜は誰が書いても同じように見えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。その人のホスピタリティ精神 (思いやり)が現れます。演奏に必要な知識の他にも、書くために必要なことや「誰がみても分かりやすいもの」を目指して書いてもらえるよう指導します。

アンサンブル / バンド指導

グループレッスンというのは基本的にはやってないのですが、受講生同士でバンドを組んだり、発表会のためにアンサンブルを組んだりすることがあります。必要に応じてそのためのレッスンも行います。

1人ではある程度自由に弾けても、人と合わせるとなると本来の力の半分も出せません。横 (テンポ)だけでなく縦 (他の楽器とのタイミング)の都合も絡んでくるためです。当人たちだけで練習していると、自分以外の楽器にも耳を傾けて演奏に取り組むことができなくなってしまい、ズレに対して鈍感になってしまいます。複数の人と複数の楽器を合わせる場合には、指導者が指揮をして曲の流れを作り、バランスをとることで、曲の精度を実感してもらえるレベルであげていくことが可能になります。

それだけでなく、同門生同士、似たような立場の人が集まってワイワイやるのは結構楽しいもんです。生徒さんたちからは楽しんでもらえてます。

 

Midville’s
中村

音楽講師 / ビートメイカー

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