ギター初心者は何から練習すればいい?最初の3ヶ月でやるべきこと

講師の中村です。
ギターを買ったものの、最初って何を練習すれば??と思う方は多いのでは。

YouTubeを開けばコード講座、スケール練習、速弾き講座、音楽理論など、情報が山ほど出てきます。しかし初心者の方にとって問題なのは、情報が少ないことではなく、多すぎることです。今回の記事では僕が普段レッスンで進めている流れを、独学勢の皆さんでも取り組める内容をシェアします。

目次

    まずは曲を決める

    最初にやるべきことは練習メニューを考えることではありません。曲を決めることです。多くの方が認識を間違っていますが「説明実践」ではなく「実践説明」です。とにかくギターを鳴らしてみる時間を1秒でも長くするといいです。僕のところでは初心者の体験レッスンで”Happy Birthday To You”をやります。理由は①3コードで弾けて、②8小節で終わる短い曲で、③誰でも知ってて、④実用性があるからです。

    レッスンを受けると、早い人なら30分くらいでぼんやりと完成します。8割くらいの方が1時間でこれをなんとか弾き切ります。家に帰ったら忘れると思うので、楽譜をpdfで渡して、次のレッスンまで復習しまくるとよいです。レッスン内容を定着させるには次々に新しいことをするのではなく、「やったことをひたすら復習する」方が道理です故。

    レッスンではこの後TAB譜の読み方などを学習して、アコギの生徒さんとエレキの生徒さん、それぞれに応じて進め方を変えていきますが、この記事では「コード弾きすることを前提」にして話を進めます。

    コードは覚えるな

    ほとんどの方は「まずはコードを覚えればいいんだな」と、ひたすら覚えようとします。そのやり方は間違っているとは言いませんが、 たどたどしくてもいいので曲を弾き始めた方がいいです。コードは曲をやってたらいつか自然に覚えますので、わざわざ1つ1つのコードを覚えるためだけに時間をとる行為はあまり生産的ではありません。

     

    僕自身、これまでたくさんの初心者の方を見てきましたが、上達する人は特別な練習をしているわけではありません。やることを絞り、無理なく続けています。最初の3ヶ月は「できないことを増やさないこと」が大切です。新しい知識を追いかけるより、今やっていることを少しずつ積み重ねていきましょう。半年後、1年後に振り返った時、「あれ、意外と弾けるようになってるな」と思えるはずです。

    次第にギターや音楽の仕組みの部分に疑問を持つようになります。どのタイミングでそのような関心を持つかは人それぞれ異なりますが、もしそのような好奇心を持ち始めたら、中級者の入り口です。知りたい方は、どうぞレッスンへお越しください。

    初めの3ヶ月は好きな曲をつまみ食いしまくれ

    ”Happy Birthday To You”を終えたら、違う曲をトライしてみてください。スピッツの”チェリー”みたいな、初心者の定番曲でもいいですし (案外ムズいけどなあれ…)、ネットで「3コードで弾ける曲」と検索すれば何かしら出てきます。それらの”サビだけ”とか、”有名な部分”だけとか、短く練習して小さな目標達成をしたら、次の曲を選んで、またサビだけ弾いて…というつまみ食いをひたすら繰り返すといいです。人前でやる予定がない方や、よっぽど思い入れのある曲でない限り、フルでやる必要はありませんが、もちろんやったらあかんということではないのでチャレンジするのも楽しいと思います。

    オススメは「自分の好きな曲」ですね。僕が中学生の時は、好きだったゆず、19 (ジューク)、BOOWYのスコアを買ってきて1冊丸々コピーしまくりました。南澤 大介さんの『ソロギターのしらべ』なんかも、当時出てたタイトルは全て (延べ100曲以上)は弾きました。時々、その曲の難易度が自分に合っていない場合もありますが、ご自分で判断できない時はMidville’sまでお問い合わせください。それくらいなら無料でお答えします。

    ギターはちょっとでも弾けると楽しくなります。最初の3ヶ月は好きな曲を短く覚えてレパートリーを増やす期間にしてください。そうすればコードを見て素早く指を動かすことも、それをキレイに鳴らすことも、曲の全体像をつかむスピードも、場数をこなすことでレベルが上がっていきます。

    弾く時の注意点

    練習のポイントが3つあります。

    1つ目は「間違えても弾き直さないこと」です。音楽は時間芸術ですから、巻き戻しはできません。ミスをすることよりも、止まることの方が罪は重いです。

    2つ目は「体を動かしながら弾くということ」です。直立不動での演奏はリズムがないです。その上あんまりカッコよくもないです。

    3つ目は「あまり完成度ばかりを気にせず、とにかく数をこなすこと」です。細かい部分は後からYouTubeやレッスンで説明を受けながら是正していけばいいのです。

    「実践説明」、とにかくこの順番です。

    僕自身、これまでたくさんの初心者の方を見てきましたが、上達する人は特別な練習をしているわけではありません。やることを絞り、無理なく続けています。最初の3ヶ月は「できないことを増やさないこと」が大切です。新しい知識を追いかけるより、今やっていることを少しずつ積み重ねていきましょう。半年後、1年後に振り返った時、「あれ、意外と弾けるようになってるな」と思えるはずです。

    次第にギターや音楽の仕組みの部分に疑問を持つようになります。どのタイミングでそのような関心を持つかは人それぞれ異なりますが、もしそのような好奇心を持ち始めたら、中級者の入り口です。知りたい方は、どうぞレッスンへお越しください。

     

    Midville’s
    中村