新しいギターの話

講師の中村です。
新しいギターの話。

長いことギターを探していた。レッスンではギターをいろんな場所に持ち歩くので、①雑に扱ってしまったり移動中雨が降ったりして万一壊れても罪悪感がなく、②それでいて音もある程度いい、③セミアコ、という条件で。まぁ、普通に考えてそんなものはあるワケないわなぁ…….……と思っていたらあった。

Groteというメーカー。

1989年創業の中国の会社で、不確かな情報だがSNSによればEpiphone (エピフォン)の中国製ラインのOEMを担っていた工場だそうだ。図面と製法があるからEpiphoneレベルのクオリティのギターをロイヤリティなしの価格で出せるということだろうか…?そう思えば腑に落ちるけど。相場はだいたい2-3万円くらいと激安なのに、ネットでの評価は異常なほど高い。

元楽器屋の店員が故に激安品の怖さをよく知っているから、さすがに安さすぎると躊躇う。相場より安いギターはすぐ壊れて修理代の方が高くつく、なんてこともザラなんでね。でもホントにいいものならこの先値段が上がるだろうから、買うなら早い方がいいッていうのもあるので、一か八か注文した。5日くらいで中国から丁寧な梱包で届いた。

先に悪かった点を言っておくと、色が写真で見たのと違う。ネットではもっと明るいグリーンだった。レッスンでは生徒さんたちから「実物の方がいい」と言われたけどね、ありがと。もう1つは、ギターのピッチが悪いこと。これは実は下馬評通り。買ったらピッチ調整が要ると言ってる人が何人かいたので、特に残念な気持ちにもならなかった。開封してすぐに調整すれば問題ない話。

それ以外は、デザインもいいし、弾き心地、弦高やネックの状態まで含めてよかった。サテンフィニッシュ (ツヤ消し塗装)はどうかな?とも思ったけど、実物を見たら思ったよりキレイだったのでOK。これが標準的なクオリティだとしたら相当いいぞ、Grote。フレットはステンレス製か?

よく見たらトラスロッドカバーもなんかオシャレになってるし。

ペグはGroverモドキのナニカ。性能は良くはないが使えなくはないッて感じ。潰れるまではこれでいい。

ドッグイヤーのP90が2発。中のアッセンブリもハンダ付け上出来。ナイス。

試しに弾いてみた。

セミアコたのし〜。Joe Passの”Better Days”、マイナーな曲ですが個人的には一番好きな曲。この動画、夜中2時くらいに飲んで帰ってきてそのまま撮ったので結構酔っててあまりキレないのだけど (言い訳)。酔ってるにしてはよく弾けたと思う。

レッスンでは、9月からすでに使っている。これからしばらくよろしく。


Midville’s
中村