
発表会”Make It Better”が終わった話
講師の中村です。
発表会”Make It Better”が終わった話。
今回は初めてかどのギター教室とタッグを組んでの開催。葛野先生は学生時代からの古い付き合いで、今は同業者となった彼と、ギター/ウクレレだけのカジュアルな発表会を咋年末から計画していた。毎度のことながら、各生徒さんたちの演奏にベースやドラム、ギターなどのサポートを入れた”バンドカラオケスタイル”のショーケース。
今回僕がしたかったのは、①バンドという音楽経験を買ってもらうこと、②受講者同士が交流する機会を設けること、の2点だった。披露してはいお疲れさんというんじゃ面白くない。もう少し予算があればキーボードディストを入れたかったのだけど、それはまた次の機会に…。
教室の活動としてはただの発表会だけれど、1回1回に愛着を持ちたいので、ネーミングも「〇〇教室合同発表会」ではではなくイベントとしてのタイトルを考えることにした。
いつも名前を考える時は造語か、既存の固有名詞オマージュ (ダジャレ)か、略しやすいものをイメージする。それで最終的に決まったのが、会場の芦原橋Cafe Makeにちなんだ”Make It Better”という名前だ。これは「改善する」という意味の熟語なのだけど、普段の演奏をよりよくするために各自が研鑽し、バンド演奏でなら更によりよく魅せる、みたいな方向で決まった。しかもカフェなら駄弁るのに最高のロケーションだからきっと交流もはかどるだろうと思った。

本番直前に出演者のキャンセルが相次いで出てしまい、生徒さんの出演は最終的に7名になってしまったがイベントは恙なく終えた。出演者が減って時間が巻いたことと、思ったよりステージセッティングに苦戦しなかったので、むしろ巻きまくった。ありがたいことに (?)「先生たちもなんか弾いて」という無茶振りが入ったので、Stevie Wonder (スティービー・ワンダー)の『Isn’t She Lovely (イズント・シー・ラブリー)』を演奏した。打ち合わせナシでの演奏は毎度ドキドキするが、畏れ多くも大きな拍手をいただけて。いやー、ライブは楽しい。葛野先生、サポートのらっきょさん、Cafe Makeのマスター、ありがとうございました。 やっぱり講師演奏はいるんだ。あんまり求められてないような気もしたけど、次回からキチッと会を締める演奏を取り入れよう。但し時間に追われてなければ。

改めて、参加してくれた皆さんホントにありがとうございました。そしてお疲れ様でした。正直、僕たちも楽しい時間だった。今回事情で出られなくなった生徒さんも含めてみんな、今日の準備を頑張ってるのを見ていたので、無事やり遂げたことが僕は素直に嬉しい。まさに”Make them better”な瞬間だったと思う。銘銘反省点はあるやろうけど (我々にもある)、当日の雰囲気は総合的に良かったと思っている。
こーゆう合同企画に乗ってくれる/協力してくれる仲間がいることも本当にありがたい。教室業って一般的には属地的だし、その上属人的なので活動が横に広がりにくいけど、普段のレッスンとは違う刺激を提供する機関として、みんなが好きなことを共有し合えるハブとして、もっと有機的に機能できるように、まぁ適当に頑張ろうと思う。
あ、かどのギター教室とのコラボ企画は今後もいくつか案があるので、その都度またアナウンスしていくとおもいます。
長々と書いたが、特にオチはない!これを読んだ人は、1週間以内にMidville’s (ミッドヴィルズ)という音楽教室を最低10名に拡散し、TwitterやInstagramで「めちゃくちゃ楽しかった!!!」と報告しまくってくれ。4月から入る人は受講料が上がるよ。でもキャンペーンも上手に使ってね。
Midville’s
中村
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中村
音楽講師 / ビートメイカー