Blog

記事の話

講師の中村です。
記事の話。

この曲をBGMにして読んでください。ギター僕が弾いてます。

Demondice (デーモンダイス) / 『Wanted (ウォンテッド)』

 

僕の教室WEBサイトにはブログが2つあって、1つはこの『踊るダメ人間日記』という、僕のだらしない日常やとんでもない思考を晒す日記帳。もう1つは『考える音楽講師』というもので、これは受講生だけでなく音楽活動をしている人や同業者にもぜひ読んでほしい記事集。僕が読んだ本や論文から色々な音楽にまつわることを紹介したり、そこから自分なりの考えを書いてみたり、他のプロがあんまり触れてないニッチな分野とか、元楽器屋スタッフの知見を活かしたギターキチ○イ (特殊性癖)な内容から、普段のレッスンで扱っているようなことをテキストで行ったりなどもしている。

GW期間中の9日間、記事『考える音楽講師』を毎日投稿した。文を書くのは嫌いじゃないが、なかなかに大変な作業だった。慣れないことはするもんじゃない。ただありがたいことに、この記事たちは思っていた以上にアクセス数が伸びた (57日の時点で4月の総アクセス数と並んでいる)

文章コンテンツは、ページ内を検索ができるから良い。読みたいところをピンポイントで探し当てることができる。それに、後から加筆修正もできる。さらに言うと、ブログ記事だとYouTubeやApple Musicなど色んなアプリの貼り付けができるので、紹介記事や考察系を書く時はブログの方が多くのサービスから引用できるのが便利だ。

少しだけ英語が読めるので、アカデミックな内容の記事の時は可能な範囲でファクトチェックしながら書くようにしていて、海外の資料やWEBサイトなどを翻訳してできるだけオリジナルの情報に近いものを集めて比較して、辻褄の合う方を選択しながらそこに自分の考えを加えてまとめる。だから1つのテーマを完成させるまでにそれなりの時間がかかってしまう。

この内容をそのまま動画にした方がいいのかなとも考えた。実際記事を読んでくれた知人は「動画化した方が伸びるんじゃない?」と勧めてきたが、それを考えてないワケではない。ただそもそも、この毎日投稿を実施したのは教室WEBサイトのSEO施策の意味合いが大きかった。情報発信を外部サービスや外部ブログでやってしまうと効果は薄くなる。だからサイト内で (このドメインで)先に発信する必要があった。が、確かに動画化もして連動させていくのも1つの手

知人の言う「SNSの数字がモノを言う時代やから、そっちに力入れた方が絶対いいよ!」は正論なんだけどねぇ、正論と正解ッてまた違うよね (どうでも良いけどこの程度の根拠で絶対と言われてもあんまりスイッチ入らん)YouTubeだと画像や音源を引用して流すことが難しいんで伝えるハードルがあるし、加筆修正できないし、だいたい「僕の利口ぶったトーク動画を誰かに聞いてほしい!」みたいな類の承認欲求が僕にはない (音楽とは全然関係ない深夜のAMラジオみたいなのはいつかやってみたい)

ITのことは明るくないけれど、そう遠くない将来、YouTubeのようなサービスを個人で作れる日がくると思う。ここ数年で分散型とかブロックチェーンとか言われ始めているし (Web3.0)YouTubeTiktokTwitchなどのアプリ/サイトに依存しなくても、個人で動画や生配信が動画配信ができる時代になるんじゃないだろうか。そうなったらできることが増えて楽しみではあるかな。

 

Midville’s
中村

音楽講師 / ビートメイカー

Up
H E L L O T H E R E
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。