
“ウワサの伴奏 〜And The Band Played On〜” (Rhymester)
講師の中村です。
My Favorite Things #9。生演奏×ヒップホップという、異色の1枚です。
“ウワサの伴奏 ~And The Band Played On~” (Rhymester)
2002年【日本】 ヒップホップ
ヒップホップの入り口が映画『8 MILE (エイト・マイル)』だったので、中学生の当時日本のラップには疎かったんですが、ひょんなキッカケでRhymester (ライムスター)にハマッて、今も一番好きなアルバムの1つになっているのがこの作品です。

前作“ウワサの真相“のリメイクアルバムになっています。豪華な客演をたくさん呼んで、自分たちの楽曲のトラックだけを人の手で演奏させています。ジャズやファンク畑出身の人が多く、そのジャンルの実力派が勢揃いした感じです。大好きなCKB (クレイジーケンバンド)やAquapit (アクアピット)、SUPER BUTTER DOG (スーパー・バター・ドッグ: 上の写真)が参加しているのはすごく嬉しかったんですが、その他にも初めて聴くWACK WACK RHYTM BAND (ワック・ワック・リズム・バンド)、Blue Beat Players (ブルー・ビート・プレイヤーズ)、東京ユニオンなどのアーティスト達の演奏も全部がカッコ良くて、当たりしか入ってない神アルバムでした。
オススメ曲①
前作“ウワサの真相“になかった曲なので、本作の録りおろしとなったM03『肉体関係 part 2 feat. Crazy Ken Band』。Apple Musicだとなぜか聴けない仕様になってるのが残念です。(YouTubeにあるかも。)

エロがテーマの曲なのに、最後のCKB横山 剣さんだけアメ車のダジャレで歌ってるッていうね。なんとも剣さんらしい。
オススメ曲②
前作のタイトル曲でもあるM08『ウワサの真相』”もオススメです。客演はF.O.H (フル・オブ・ハーモニー)とWACK WACK RHYTHM BAND (ワック・ワック・リズム・バンド)。そしてサンプリングネタは伝説のバンドCream (クリーム)の“Sunshine Of Your Love (サンシャイン・オブ・ユア・ラブ)”。
Midville’s
中村
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中村
音楽講師 / ビートメイカー
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