Dailyクラウド保存の話

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クラウド保存の話

講師の中村です。
上書き保存の話。

 

これは自分の悪い部分である (らしい)ので書けば顰蹙を買いかねないが、嫌われるのを覚悟であえて書いてみる。よく過去の恋愛について男は別名保存、女は上書き保存をするという通説を聞くことがあるが、中村はクラウド保存をする、というのが今日の話。

ある友人に「中村さんと思しき”過去の男性の悪口”がネットにあがっています!」と言われた。僕もネットで悪口を書かれるようになったか、賛否があるのはよろしい、ヨシヨシ。「どんな話?」と聞いてみるとどうやら僕が10年くらい前にお付き合いしていた女性が僕の悪口でたくさんの共感を集めているとのことだ (バズッてると言うには少ないけど…)。詳しく聞くと、超絶インドア派の恋人に「家でダラダラするのは時間の無駄だ!!」と一喝しておでかけしたことが不愉快だったらしい。今も根に持っていて、SNSに世界発信することを決めたのだそうだ。正直に言うとこの出来事は覚えてないし、その内容が間違いなく僕であることも明言されてなかったが、確かに20代の頃なら言いかねないなという内容でもあり、この友人もこの内容と時期を確認して「中村さんに間違いない」とにらんだらしい。

ちなみに”過去の男 (=僕)”を罵倒する内容は他にもあったらしく、言葉遣いが過激なので今回は割愛するが、とにかくSNSでは僕は悪者になっているとのことだ。

不快な思いをさせてしまったことは申し訳ないなと思う一方で、それならその時に言ってくれればいいのに…とも思った。まぁ、過去は変えられないからね、仕方がない。それがホントに僕のことであるならば、どうぞお気の済むまで陰口を叩けば良い。報告してくれた友人には「好きに言わせとけば?」と言っておいた。「いいの…?僕やったら許さないけど。優しいですね。」と友人は言う。うん…それは優しさじゃなくてどちらかというと無関心に近いかも。ご存知の通り僕は人間が出来てない。

疑問なんだけど、これを読んでる皆さんは何歳の時に誰と付き合ってて、これまで交際した人数を逐一覚えているだろうか。僕にも忘れられない人はいるけど、あまり細かく記憶しない。なぜならこの友人のように、代わりに覚えててくれる人が周りにいるから。こう言うと友人は「他人の脳をクラウド扱いするな」と怒るが、僕が大事にしたい思い出は僕だけがちゃんと覚えていればそれで十分であって、別に遍歴や経験値はどうでも良い。人にひけらかすことでもない。切り替えが早いのは、自分なりに一生懸命向き合った結果だと思うし、僕は昔話に固執するより、これから先の人生で出会う人にワクワクしていたい。だから、10年も前の出来事を今も同じテンションで怒れるのッて単純にすごいなと…。

 

「彼女、僕に未練があるんじゃないかな。」と聞いてみたが、「頭大丈夫ですか?」と驚かれただけだった。彼は正しい。でも、憎たらしい人間のことなんて考えたくないものだし、考えたとしてもSNSなんかに書けないよね。でも彼女は考えている。いや、今頃は僕のことばかり考えているのではないか…?それはもう僕を憎んでいるどころか、むしろ好意なのでは…!?という導出だ (皮肉です)。「悪口で承認欲求が満たされて、彼女は幸せだろうね。僕が幸せにしたようなものだよ、まったく。」と言ったが、友人は苦笑いをしていた。……念のため言っておくが、これはただ会話にユーモアが欲しかっただけで、本気でそう思ったワケではない。単なる楽屋話である。

そう言いながらも、この一連の話を聞いた僕は内心複雑な気持ちだった。自分が辛かった話を発信することは自由だが、やることなすこと当時から何も変わってないことが (変わる機会を得ずに生きていることが)なんだか気の毒で。まぁ、それも彼女の生き方。口出しするのは野暮ったいが、まさに「天網恢恢疎にして漏らさず」であり、あの人は自分がすべきことに取り組まずに誰かを憎み続けることを選択した。


やっぱり時間を無駄にしているとしか思えないなぁ…。

 

 

Midville’s
中村

音楽講師 / ビートメイカー

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