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上達を急ぎたい人へ

ギター講師の中村です。
手っ取り早く上手くなりたいと考える人は多いです。その人たちへのヒントになるような記事を書こうと思います。

 

ことわっておきますが、僕の指導では上達を目的とみなしていません。向上心の程度は人それぞれですから、上手くなりたい人、楽しみたいだけの人、色々あって良いと思っています。練習を押し付けるような意図ではないことをあらかじめご理解ください。

上手くなりたきゃこの3つを徹底的に!

すぐに上手くなりたいならば、最も効果的なのは①ライブをする、②録音する (もしくは自撮り動画)、③作曲するのが良いです。一気にハードル上がったでしょう。残念ながら特効薬なんてないんですよ。でもこの3つは本当にダイレクトに効いてきます。僕はよくレッスンで「1回のライブは100時間分の自宅練習に相当する」と言い聞かせます。

時間じゃない

よく「何時間練習すれば良いですか?」と聞かれますが、その考え方は間違っています。やめてください。こんなもん、ダイエットと同じで”継続”に意味があるのであって、例えば1日30分を週4日できる人と月1回8時間やる人とだと、練習時間は同じでも結果が全然違います。

結局大事なのは練習の動機作り

ライブは人に見られるというプレッシャーがあります。プレッシャーがあるから練習を頑張ります。だから結局上手くなります。

録音では良いテイクを録ろうとします。良いテイクを録るためには多く練習します。だから結局上手くなります。

作曲ではそもそもゼロイチでメロディやコードを決めるという、途方もない創作作業になります。やっていくうちにあれこれこだわりが出て、それを形にするためにめちゃくちゃ練習します。だから結局上手くなります。

何が言いたいか分かりますか。大事なのは何かに向けて練習するという”動機作り”です。目標なくして練習が面白くなることはありません。発表会はそのための機会だったりもします。もちろんライブや作曲が目標じゃなくても良いです。嫁さんに聴いてもらうとか、YouTuberになって収益化を目論むとかでもOKですし、音楽で女引っ掛けたいみたいな不純な同期でも構わないと思います。

練習を楽しむ!

ライブ、録音、作曲は僕自身もよく試します。家で1人で粛々と練習していても、練習から楽しくないとモチベーションの維持もできませんので。ちょっと僕の練習方法を一部紹介します。

【ライブ】
元々僕はライブを頻発するタイプではありませんが、バッテリー式のアンプとギターを持って路上に出て自分を人目に晒す練習をたまにします。ジャンルがジャンルなだけに、1人で”ライブの練習”ができるのでこれは結構楽です。まぁ、普通に、バーやカフェの”オープンマイク”の日に乗り込んでステージに上がるとかでも良いんですけどね。僕の場合はバスキング (路上)の方が好きです。たまにおひねりもらえるし。ライブをこなすとトラブルが起きた時に冷静になる練習もできて良いですよ。人目に晒すッてのはそーゆう点でも大事です。それと、たまに素敵な出会いもあります。

【録音】
最近はスタジオで練習することの方が多いですがその時は必ず録音機材を持っていき、自分の演奏を最初から最後まで (長い時は8時間)録音して聴きたい部分だけ後で聴く。独り言とかも入るから最初は恥ずかしいですが、それも慣れたらしまいです。録音のいいところは自分の演奏を客観的に聴ける点です。いけてると思っていたところが案外ダサかったり、ひどいと思っていたところがそうでもなかったり、俯瞰的に自分にツッコミを入れて改善できます。

【作曲】
僕は結構、場数理論者なので作曲に関しても”練習のための作曲”をたくさんしていた時期がありました。コロナで自粛期間中は通信教育で某音大の先生に自作の曲をダメ出しをしてもらう講座に登録したり、とにかく無理やり何かを作る環境を常に用意。2018年頃にSoundCloud上で「サウンドブログ」というコンテンツをやっていました。半径5メートル以内の日常のあらゆることをテーマにして、1時間で作曲したものをネットに公開するというもの。タイムリミットが1時間しかないので、最初は短い曲やショボいのしか作れませんでしたが、数をこなしていくと少し長い曲を作れるようになったり、手際よくレコーディングの準備からミックスまでできるようになったり (それも最低限ですが)、何テイクも録らなくてもクオリティが徐々に上がっていきました。

 

 

レッスンに来ている中学生の男の子に、「〇〇君の良い演奏を形に残したいからスマホで撮ってもいい?」と許可を取って、譜面台にスマホをセッティングしたら、いつもよりミスタッチが増えました。スマホのカメラでも緊張感が出るということは、これが人間の目だったらどうなるでしょう。それに慣れていくのも、また練習です。

 

 

Midville’s
中村

音楽講師 / ビートメイカー

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